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産業廃棄物収集運搬

産業廃棄物はビルの建設工事や工場における製品の生産など、事業活動に伴って生じた廃棄物のことを指します。その種類は廃棄物処理法で燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、がれき類などに分類・指定されています。

豊富士商事株式会社の仕事は産業廃棄物を運搬することです。「産業廃棄物収集運搬業」は、運ぶものが「産業廃棄物」ですので、普通の運送業とは異なり、運搬物の扱いに対して厳格な基準が定められています。

産業廃棄物収集運搬業許可

許可品目

廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶器くず、がれき類、汚泥、廃油、木くず、繊維くず

特別管理産業廃棄物収集運搬業許可

許可品目

腐食性廃アルカリ、感染性産業廃棄物

静岡県内であれば出張処理も行っています。また廃棄物の持ち込みもお受けいたします。機密文書の処分や秘密を保持しながらの処理もお任せください。

マニュフェストの作成から提出、管理についても豊富士商事株式会社にお任せください。

その他の許可・登録

2018年度の産業廃棄物処理実績

中間処理

中間処理とは、リサイクルできるものを分別し、リサイクルできないものやリサイクルするにはコストがかかりすぎるものは焼却や破砕などの処理を行うことで、最終処分場で埋め立てる量を極力抑えることができます。

当社が導入した廃プラスチック油化装置の一回の処理能力は20㎏で、軽油の生成に40~60分程度かかります。廃プラスチックからほぼ同量の軽油が生成可能です。原料となる廃プラスチックは分別後、熱軟化性樹脂減容機にてインゴット化します。これにより原料のストックスペースを抑えられるとともに、安定した油の生成が可能となります。

裾野市では容器包装プラスチックの分別収集を行っていますので、市と連携し、これらを豊富士商事株式会社でリサイクルできれば、焼却ごみを大幅に削減でき、焼却炉の延命化やひっ迫する埋立処分場の延命化にも繋がります。

廃棄物の持ち込みもお受けいたします。静岡県内であれば出張もいたしますので、ぜひ、豊富士商事株式会社にお問い合わせください。

J型油化機
熱軟化性樹脂減容機

​廃プラスチックリサイクルの取り組み

​豊富士商事株式会社では、廃プラスチックを原料に、軽油を生成する装置を導入しています。

​常日頃、原油をはじめ資源の少ない日本で大量の廃プラスチックがごみになるのは本当にもったいないと感じていました。軽油づくりを始めたきっかけはプラスチックは石油からできるのだから石油に戻せるのではないかという社長の思いつきからです。思い立ったときに長泉町にプラスチック油化の機械を製造しているところがあると知り、即足を運びました。

導入後のテストの結果、すべてのプラスチックが再生できるわけではなく、PP(ポリプロピレン)PE(ポリエチレン)の2種類が原料として利用できることが思考錯誤しながら分かってきました。

ただ、軽油として製造しても成分が一定とならないため、検査に通らず苦労しています。今のところ、自社の発電機にて使用していますが、将来的には製品として出荷できるよう努力しています。

オイル見本
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